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ブライアン・トレーシー著「フォーカル・ポイント」
Title: Focal Point
Sub Title: A Proven System To Simplify Your Life, Double Your Productivity, and Achieve All Your Goals.
Author: Brian Tracy

この本、だいぶ前に読み終わっていたのですが、、、なかなかアップできていませんでした。Amazonの中古で買ったのですが、かなり良い本でした!



●まさに本書で指摘されていることですが、「収入を増やすには仕事量や労働時間を増やすしかない」というのが過去の工業化社会においては常識でした。これは現代においては常識とは言えませんが、わたしたちはいまだにこの過去の常識を引きずっています。要するに、知識労働社会になってきたことで「仕事量や労働時間を増やすことにより成果を増やす」というやりかたでは、うまくいかなくなってきているのです。特に現在のように、状況が困難になればなるほど、過去の常識のままで動いてしまうと、どんどんうまくいかないスパイラルにはまってしまいます。(p.4)

●それは「もっとも大切なポイントを見きわめる能力」が、あなたが人生においてどれほどのことを達成できるかを決める-という原則である。このポイントこそが、あなたが見つけなければいけない「フォーカル・ポイント」である。フォーカル・ポイントを見きわめられるようになれば、あなたは人生のあらゆる局面において、今まで考えられなかったほど早く、簡単に、よりよい結果を出すことができる。虫眼鏡で太陽光線の焦点(フォーカル・ポイント)を合わせると、紙が高温になって発火するのと同じように、重要な行動にフォーカル・ポイントを合わせて集中するべきだ。そうすれば、あなたはより早く高い目標に到達できる。(p.16)

●わたしたちはひと昔前より多く稼ぎ、よりよい仕事をしているかもしれない。だが、仕事やプライベートでやることが増え、ストレスやプレッシャーに悩まされることも増えた。そのため、なかなか満足や楽しみを見いだせなくなっている。本書では、このような現代人のさまざまな問題の解決策をお教えしようと思う。フォーカル・ポイントとは、著者の25年以上にわたるビジネス界での経験と、すばらしい業績を残した人の習慣や行動を徹底的に調査した研究結果をまとめた知恵である。(p.17)

●フォーカル・ポイントの原理は「幸福な人生を送るための普遍の真理」を教えてくれるが、人生や仕事の質を高めるためにできることには、本質的には4つの方法しかない。
(1)重要なことを増やす~(中略)~
(2)重要でないことを減らす~(中略)~
(3)新しいことを始める~(中略)~
(4)あることを完全に止める~(以降、略)(p.19)

●これからはどんなことが起こっても、自分にこう言い聞かせるのだ。「わたしには責任がある」と。自分の生活にまったく満足していなくても「わたしには責任がある」と言おう。そして、一生懸命生活を変える努力をしよう。失敗しても自分で責任を取り、解決方法を探す努力をしよう。今の収入に満足していなくても、自分で責任を取り、収入を増やすために必要な行動に取り組もう。家族と過ごす時間が充分でないなら、あなた自身の責任でどうにか工夫して、できるだけ家族といっしょに過ごす時間をつくろう。(p.30)

●彼女たちは、自分たちが実験対象に選ばれたことを誇りに思ったのだ。ただの工場労働者でしかなかった自分が、注目される重要な存在に思えたのだ。その結果、これまでにないほどよく働いたというのである。このホーソン工場での大発見が、のちのマネジメント革命の引き金となった。この生産性向上にかかわる心理的効果の発見が、マズローマグレガー、ハーツバーグ、ドラッカーといった、マネジメントに関わる多くの研究者のめざましい研究結果へとつながっていったのだ。(p.34)

●価値の低い活動をやめると、毎日の生活がシンプルになる。そして、ほんとうに自分の生活に変化を生み出す活動には、もっと時間を使えるようになる。そのためには、今の自分のすべての行動を一度白紙に戻して検討しなければならない。「もうかかわりたくない交友関係、仕事上の人間関係はないだろうか?」「本当は扱いたくない製品、本当はしたくない時間や資金の支出はないだろうか?」これに「ある」と答えるなら、次はこの質問に答えていただこう。「この状況から抜け出すためにどんな方法を使うといいだろうか?」(p.38)

●今わたしたちの社会では、何ごとにも凄まじいスピードが要求される。だからこそ、他人が欲しがるものをさっと差しだせる人が重宝がられる。大切な人や得意客のために、どんなときでも、誰よりも早くものごとを処理する方法を探そう。(p.44)

●カンザス・シティにあるメニンガー研究所の報告によると、21世紀に成功するためにもっとも大切な資質は「柔軟性」である。柔軟性があれば、広い視野に立って他者を受け入れる懐を持ち、新しい方法や技術を嫌がらずに試すことができる。柔軟性があれば、常に新鮮な気持ちでものごとに取り組める。柔軟性を高めるには、自己中心的な考えかたを止めることが最良の方法だ。つねに第三者の目で状況を見つめなければならない。「誰が」正しいかよりも、「何が」正しいかに重点を置こう。(p.55)

●あなたの毎日、仕事とプライベートをシンプルで能率的なものにするために、次にあげる方法を毎日必ずひとつ実践してみよう。(1)よく考える(Rethinking) やるべきことがたくさんあるのに、あまりにも時間がなくて途方に暮れることがあるだろう。そんなときは手を休めて「もっといい方法がないだろうか?」と自問しよう。どんな仕事でも、まわりからの抵抗や圧力を感じたり、問題点に気づいたとき、それを無視して前に突き進んではいけない。(p.79)

●(2)再評価する(Reevaluating) ~(中略)~アンブローズ・ビアスは、著書『悪魔の辞典』で「狂信的行為は、本来の目的を忘れてしまったあとも何度も繰り返される」と述べている。本来の目的を忘れて行動してはいけない。(p.80)

●あなたは生涯を通して、さまざまな仕事や地位につくだろう。だから、しっかり前を見つめて、自分がやりたいことを考えるように心がけてほしい。こんなふうに自問しよう。「わたしの次の仕事は何だろう?」「専門にする仕事は何だろう?」「自分は何になりたいのだろう?」あなた自身がこうした質問を自分に投げかけ、自分で答えを見つけなければいけない。そうしないと、他人があなたの代わりに答えを出して、あなたは他人の敷いたレールの上を歩くことになる。それでは仕事でもプライベートでも成功は覚束ない。(p.84)

●あなたの生活をシンプルにするには、どんな習慣や言動を実践するといいだろう?たぶん、いちばん身につけやすい習慣は、あなたの価値観や目標と一致しないことをするよう求められたときに「ノー」と言うことである。「ノー」の一言こそ、もっとも力を発揮する言葉だ。あなたの時間を有効に使えない要求や頼みには、とにかく「ノー」と言おう。そして、あなたの価値観と一致し、心から打ち込める要求に「イエス」と言えばいいのだ。(p.87)

●「いつもどんなことを考えているんですか?」たぶん、成功者たちは世界共通の答えを返すのではないだろうか。いつも、自分が欲しいものや、それを手に入れる方法について考えている、と。反対に成功と縁遠い人は、つねに自分が望まないことについて考えたり話したりしがちである。いつも今抱えている問題についてや、非難したい相手のことを考えたり話したりしている。(p.98)

●ペンシルヴェニア大学のマーティン・セリグマンは20年を費やして3万5千人の男女にインタビューし、いつもどんなことを考えているのかを調査した。その調査結果をベストセラー『オプティミストはなぜ成功するか』(講談社刊)にまとめている。セリグマンが発見したのは「成功者は楽観主義(オプティミズム)という資質を持っている」ということだった。成功する人は、それ以外の一般の人よりもかなり楽観的なのである。つまり、自分自身や他人に対して、いつも精神的に前向きな姿勢を持っているのだ。~(中略)~楽観的で積極的であるほどエネルギーに満ち、熱意があふれるようになる。そして体の免疫システムも、病気や感染に対してより強い抵抗力を持つようになるわけだ。さらに、楽観的であるほど創造力も豊かになる。新しい可能性に目を向け、すばらしいアイデアを思いつき、目標にもっと早く到達できる。人生のどんな場面においても、もっと楽観的になるべきだ。楽観主義こそ、あなたが身につけられる他のどの資質よりも、未来の成功と幸福を約束してくれる。(p.99)

●未来志向の人は、いつも未来について考える。自分がどこにいたかではなく、これからどこに行こうとしているかに思いを巡らせる。変えることのできない過去を振り返るのではなく、数カ月後や数年後に何ができるかを思案する。残念なことに、本当に未来志向の人は社会全体の10パーセントに満たない。大多数の人は第一に目先の楽しみや過去のすでに自分の身に起こったことについて考えるものだ。(p.101)

●ビジネス界の知恵袋ピーター・ドラッカーはこう書いている。「わたしたちは、1年でやれることを多く見積もりすぎている。しかし、5年先に実行可能なことは少なく見積もりすぎている」(p.103)

●3パーセント。これは、自分のゴールを実際に紙に書いている人の割合を示している。残る97パーセントの人も願望や希望、夢を持っているが、紙に書きだしていない。しかし、ゴール設定の鍵は、紙に書いて考えることにある。成功者は手にペンを持って考えるが、成功を知らない人はペンを持って明確に考えていない。(p.106)

●あなたが成長しつづけるためには3つの鍵がある。まず、自分が選んだ専門分野の本を、毎日最低1時間は読むこと。アメリカでもっとも高給を稼ぐ人たちは、時代に遅れないように、また自分の精神的成長のために、毎日2、3時間の読書をしている。~(中略)~2つ目の鍵は、車の運転中や移動中にオーディオブックを聴くことである。~(中略)~3つ目の鍵は、仕事に役立つ講習やセミナーに参加することだ。~(中略)~多くの専門家たちが、こんなことをわたしに話してくれた。人生のターニング・ポイントは、わざわざ時間をとってあるセミナーに参加したときにやってきた。そこで自分の考えかたを変えるきっかけになったことを学んだのだ、と。(p.119)

●今、あなたが仕事や日々の暮らしで思ったとおりの結果を得ていないのなら、戦略的な人生設計にたちかえるときだ。失望や不満を感じるのは、腰を落ちつけて戦略的に取り組むべきだという合図である。(p.129)

ピーター・ドラッカーはこう述べている。「明日の計画を立てることは、昨日から脱却することである。新しいことを始める前には、古いことを捨てなければならない」未来を創ることは、過去を払拭することである。(p.131)

●「あなたはどんな仕事をしたいのだろう?」まず自分自身を見つめよう。自分の才能・能力・野心・気力を見つめよう。特に、あなたが心の奥底からそれに関わりたいという気持ちを大切にしよう。(p.132)

●あなたが仕事で生き残って成長するためには、誰を満足させなければならないだろう?最初の顧客は上司である。なんといっても、あなたの評価を決める人なのだから。まずは、職場で上司の要求を最低限満たしているかを確認することが大切だ。~(中略)~では、社外の顧客は?あなたが作ったものを使うのは誰だろう?顧客の満足度が仕事の成功を決定するのだから、顧客を正確に見分ける能力は、仕事で成功するためのフォーカル・ポイントである。(p.132)

●『コア・コンピタンス経営』(日本経済新聞社刊)で、経営コンサルタントのゲイリー・ハメルはこう指摘している。上位企業というものは、5年先の顧客や業界の姿を想定し、そのとき業界を支配するのに必要な中核企業力(コア・コンピタンス)となる力を強化している。だから、想定していた未来がやってきたら、確実に市場の主導権を握れるというのだ。(p.135)

●戦略的人生設計においては、人生を7つの分野に分けるとよい。こうして分類すると、それぞれの分野で何を手に入れたいのか、欲しいものを手に入れるために何をしなければならないのかが、はっきり見えてくる。
1 仕事 ~(中略)~
2 家庭生活 ~(中略)~
3 資産 ~(中略)~
4 健康と体力 ~(中略)~
5 個人的成長 ~(中略)~
6 社会や地域 ~(中略)~
7 精神的成長・心の平穏 ~(以降、略)(p.140)

●ミッションを紙に書くときは、ごく短くわかりやすくまとめよう。何年ものあいだ、AT&Tの企業理念は「すべてのアメリカ人につながる電話を目指そう」だった。コカ・コーラの企業理念は、昔も今も「ペプシをぶっつぶせ!」である。一方、ペプシ・コーラの企業理念は「コークをぶっつぶせ!」だ。おそらく、20世紀でもっとも有名なミッションは、第二次大戦中、ジョージ・C・マーシャル将軍から、連合軍の指揮をとったドワイト・D・アイゼンハワー将軍に伝えられた命令である。「ロンドンに進め!ヨーロッパに乗りこめ!ドイツをやっつけろ!」(p.152)

●作家のF・スコット・フィッツジェラルドが、かつてこう書いている。「一流の知性とは、同時にふたつの相反する考えを持ちつつ、さらにその両方を機能させつづける能力である」禅には24時間以内に命がつきると予想する一方、百年間の生に思いを巡らす修行がある。このふたつの考えを同時に持つ能力があれば、穏やかな心を保ちながら、今この瞬間に集中できるというわけだ。(p.163)

●毎年いつもと同じことをやって自己満足しているのでは、生活に変化が生まれず、いつまでも窮屈な「わだち」にはまったままでいなければならない。「わだち」から脱出するために、面倒でも新しいことを試してみよう。いつもと違う場所に行ってみよう。新しい活動に取りかかろう。(p.172)

「人は誰でも収入が増えると、それに伴って支出も増える」。これが「パーキンソンの法則」だ。つまり、稼げば稼ぐほど、ますますお金を使ってしまうというわけだ。収入が2倍、3倍になっても、けっきょく支出も2倍、3倍になり、あとには何も残らない。経済的成功をおさめるには「パーキンソンの法則」を破ることから始めよう。そう、収入が増えても支出を増やさないようにすれば、経済的成功が見込めるのだ。(p.191)

●バランスの取れた食生活を送っていれば、必要な栄養素をすべて摂取できるという人もいる。だが、専門家によると、最高の健康状態に必要な栄養素をすべてとりいれるには、毎日1キログラムほどの食べ物が必要となってしまう。栄養補給とサプリメントについて、医者に相談してみよう。(p.209)

●心理学者のエイブラハム・マズローは、人類の物語とは「自己評価の低い人々の物語」だと述べている。ほとんどの人が、真の能力よりもずっと低い自己評価に甘んじて、たいていお粗末な成果で満足している。そして、証拠があるわけでもないのに、自分たちは成功者に比べると潜在能力や能力が欠けていると思いこみ、周囲からそう見られて当然だと考えている。つまり、自らの可能性に壁をつくり、平凡な人生でがまんしているのだ。(p.215)

●『思考は現実化する』(きこ書房)で有名なナポレオン・ヒルは、自制心を「お金持ちなるための重要な鍵」としている。毎日毎時間、自制心を鍛えなければならない。正しいこと、必要なこと、大切なことをするよう、自分に命令を出さなければならない。さもなければ、おもしろいことや、簡単なこと、重要ではないことをこなすだけで終わるだろう。自制心は、いちばん重要な仕事を選んで、それをやりとおす資質だと言える。つまり、自制心はすばらしい成果をあげるすべての人に欠かせない資質なのだ。(p.222)

●個人の自由は、誰にとっても大切な価値である。自由とは、人生の選択肢によって決まる。選択肢が多いほど、より大きな自由を手に入れ、より自信を持つことができる。だから、あなたのキャリアのどの時点でも、つねに新しい選択肢を見つけていくべきである。たったひとつの可能性に、すべての成功の望みをかけてはいけないのだ。(p.233)
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