zuKao


プロフィール

zuKao

Author:zuKao



最近の記事



最近のコメント



カテゴリー



月別アーカイブ



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ロバート・キヨサキ+シャロン・レクター著「金持ち父さん 貧乏父さん」
Title: Rich Dad, Poor Dad:
Sub Title: What The Rich Teach Their Kids About Money
Authors: Robert Kiyosaki, Sharon Lechter

「もっと早くにこの本を読んでいたら、人生変わったかな?」とか、「今からでも遅くはないかな?」とか、色々と考えさせられる本でした。「自分は、親からお金に関する教育は受けなかったなぁ」とか。

●正直に言って、この本に書かれている考え方は大部分の親の目にはまったくのこじつけ、あるいはあまりに過激と映るかもしれない。また、子供に勉強させるどころか、さぼらずに学校に行かせるだけでも苦労している親にとってはとんでもない話に聞こえるかもしれない。だが、すべてが急激に変化するいまの時代、私たち親は心を開き、新しい考え方、大胆な考え方も受け入れていかなければならない。会社勤めをするよう子供を励ますことは、ろくな年金プランもないまま、自分のためよりもむしろ税金のために一生働くよう勧めるのと同じことだ。~(中略)~ロバートは「金持ちは一般の人間とは異なったやり方で子供を教育する」と言う。彼らは学校ではなく、家で、食卓を囲んでの会話の中で子供を教育する。(p.21)

●金持ちがさらに金持ちになり、貧乏人がさらに貧乏になり、いわゆる「中流」の人たちがいつも借金に追われている理由の一つは、お金に関する教育が学校ではなく家庭で行われるからだ。たいていの人は親からお金について学ぶ。となれば話は簡単だ。貧乏な親は子供にこう言うしかない-「学校に行って一生懸命勉強しなさい」。子供はいい成績で学校を卒業するかもしれないが、頭に入っているお金に関する知識は貧乏な親から教えてもらったものだけだ。このお金に関する知識は子供がまだごく幼い時期に教え込まれるので、さらにしまつが悪い。学校ではお金について教えない。学校で教えるのは学問的知識、専門的な技術だけで「お金に関する実際的な技術」は教えない。学校で優秀な成績をとったはずの銀行員や医者、会計士たちが一生お金のことで苦労しなければならない理由の一部はここにある。国家も同じだ。国家が財政難に苦しんでいる理由の一部は高い教育を受けたはずの政治家や政府の役人が、お金に関する訓練をまったく、あるいはほとんど受けないまま財政上の決定を行っていることにある。(p.27)

●お金はふところから出たり入ったりするが、教育を受けてお金がどのように働くか、その仕組みをマスターすれば、お金に働かせて富を築くことができる。前向きの考え方というのは人生哲学としてはすばらしいが、それだけではうまくいかないのは、多くの人が学校に行って教育を受けているにもかかわらず、お金がどのように働くかについてはまったく習わないからだ。そういう人は一生、お金のために働くことになる。(p.34)

●「もしきみが人生からこの教えを学べば、大きくなってから、賢明で、裕福で、しあわせな青年になれる。もし学ばなければ、賃金が安いとか、上司がいやだとか仕事に文句を言い続けて一生を終えることになるだろう。お金の悩みをすべて解決してくれるようななにかでかいことが起こらないかと、一生夢だけを持ち続けるんだ」(p.53)

●「あるいは、きみがガッツのない人間だったら、人生につつかれるたびになんの抵抗もせずに降参してしまうだろう。そして、一生安全な橋だけを渡り続け、まともなことだけをやり、決して起こることのない人生の一大イベントのために一生エネルギーをたくわえ続けるんだ。そして、最後は退屈しきった老人になって死ぬ。とても働き者で気のいいきみにはたくさんの友達ができるだろう。だが、実際きみがやったことといえば、人生につつきまわされ、されるがままになっていただけだ。心の奥底で、きみは危険を冒すことを恐れていた。本当は勝ちたかったのに、負けるのが怖くて勝利の感激を味わおうとしなかった。そして、自分がそうしなかったことをきみは知っている。きみだけが、心の奥底でそのことを知っている。きみは安全なこと以外はしない道を選んだんだ」(p.53)

●「きみはものの見方を変えなくちゃだめだよ。つまり問題なのは私だといって私を責めるのをやめるんだ。私が問題なんだと思っていたら、私を変えなければそれは解決しない。もし、自分自身が問題なんだと気づけば、自分のことなら変えられるし、何かを学んでより賢くなることもできる。たいていの人が自分以外の人間を変えたいと思う。でも、よく覚えておくんだ。ほかのだれを変えることより、自分自身を変えることのほうがずっと簡単なんだ」(p.55)

●「いまはわからなくてもいいよ。ただ、たいていの人は恐怖が原因でひとところで働き続けるってことを覚えておくんだ。月末に請求書の払いができないんじゃないか、首になるんじゃないか、お金が足りなくなるんじゃないか、やり直したら失敗するんじゃないかと思って怖いんだ。この恐怖は、一生懸命勉強して会社に入り、お金のために働くという道を選んだ場合に支払わなければならない代償のようなものだ。たいていの人はお金の奴隷になっている……そうなってから上司に向かって腹を立てるんだ」(p.59)

●歴史を振りかえってみてもわかるが、偉大なる文明は持てる者と持たざる者のあいだのギャップが大きくなりすぎたときに滅びている。アメリカもその道を突き進んでいるんだ。私たちは歴史から何も学ばず、『歴史は繰り返す』という言葉を自ら実証しようとしている。(p.78)

●私は最近、多くの人がお金の心配ばかりしていて、もっと偉大な富、つまり「教育」に心を砕こうとしないことに懸念をいだいている。柔軟性を持って新しいものを喜んで受け入れ学び続けるならば、人は変化を乗り越えるたびにどんどん裕福になっていく。お金があればすべての問題が解決すると思っている人は、これから先、苦労するだろう。問題を解決し金を生むのは頭脳だ。ファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)の乏しい人が持っているお金はすぐになくなる。(p.89)

資産は私のポケットにお金を入れてくれる  
負債は私のポケットからお金をとっていく  
知らなくてはいけないことは本当にこれだけなのだ。金持ちになりたいなら、ただ「資産を買うこと」に生涯を捧げればいい。中流以下にとどまっていたい人は負債を買えばいい。資産と負債の違いを知らないこと、これが多くの人がお金に困っている最大の理由だ。(p.96)


(p.99)

●お金に困っている人や、困ってはいなくてもそこそこの収入しかない人は、たいていの場合お金に動かされるままになっている。毎朝起きて一生懸命に働くだけで、自分がいまやっていることが正しいかどうか自問しようとしない。毎日それを続けることは、自らを罠にかけているようなものだ。(p.105)

●こういう人は疑問を持つこともなく、ただみんなと同じようにする。また、何も考えずに、自分がこれまで言われてきた通りのことをやり続けるという場合も少なくない。つまり、「リスクの分散」とか「持ち家は資産」「持ち家は最大の投資」「借金をすれば節税できる」「安全な仕事を見つけろ」「間違いをするな」「危険を冒すな」といった考え方をうのみにしてそのまま実行する。(p.106)

●お金に関する大きな問題の多くは、ほかの人と同じことをしよう、隣のうちに負けないようにしようとするところから生じる。私たちはときには鏡を見て、恐怖ではなく自分の心の声に耳を傾ける必要がある。(p.107)

持ち家を所有することにともなう「損失」の中で最大のものは、それによって大切なチャンスが失われることだ。家にすべてのお金をつぎこんでしまったら、あとは前にもまして一生懸命に働くしかない。というのも、家にかかるお金が支出としてどんどん出て行く一方で、資産の欄には何も貯まらないからだ。これが中流家庭の典型的なお金の流れのパターンだ。(p.111)

●会社に勤めていて持ち家を持っている人が「働いている」という場合、それは簡単に言うと次の3つのことを意味している。
1.他人のために働く。
たいていの人は会社に勤めて給料をもらう。こういう人はその会社のオーナーあるいは株主を金持ちにするために働いている。あなたの努力と成功は、結局はオーナーの成功と引退後の生活を助けるだけだ。
2.政府のために働く。
政府はあなたの給料から分け前を差引く。だから、給料の全額をあなたは拝むことすらできない。一生懸命に働けば働くほど、税金を多く払わなければならない。たいていの人は年に5カ月は政府のため、税金を払うためだけに働いている。
3.銀行のために働く。
税金を引かれたあとの支出で一番大きいのは、たいていの場合、住宅ローンの返済とクレジットカードの支払だ。
一生懸命働くだけではだめだというのは、増えた収入のうちの大部分がいまあげたような仕組みで他人のふところに入ってしまうからだ。一生懸命働いたらその努力した分がそのまま自分や自分の家族の利益になるための方法を学ぶ必要があるのはこのためだ。(p.116)

●前に言ったように、金持ちになるための第一の秘訣は、資産と負債の違いを知り、資産を購入することだ。金持ちは資産につねに注目し、そうでない人間は給与明細表の数字ばかりを気にする。次のような言葉をよく耳にするのは、いま言ったような違いが大きな原因だ-「給料が増えないとやっていけない」「給料が増えさえすればなあ」「もっといい仕事につくためにまた学校に通おう」「残業してもっと稼ごう」「どこかでアルバイトでもするかな」「あと2週間で辞めるよ。もっと給料のいい仕事を見つけたから」(p.124)

●では、私があなたやあなたの子供たちに買うように勧める資産とはどんなものだろうか。私が考える「本当の資産」を次にあげてみよう。
1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス。私は会社を所有しているが、実際の運営は他人がやっている。もし、自分がその場にいて働かなければいけないのならば、それはビジネスとは言えない。自分の「仕事」だ。
2.株
3.債券
4.投資信託
5.収入を生む不動産
6.手形、借用証書
7.音楽、書籍などの著作権、特許権
8.その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など (p.127)

●小さな会社の株に私が投資する際のコツは1年以内に売却することだ。不動産投資の方のコツはこれと異なり、まず小さい物件を購入し、それをどんどん大きな物件に買い替えるやり方だ。こうすれば売買によって得た利益に対する税金の支払を遅らせることができ、結果としてその物件の価値を何倍にも増やすことができる。私が一つの不動産を所有し続ける期間は長くて7年だ。(p.129)

●「自分のビジネスを持つ」とは、本当の意味での資産を増やし、それを維持することを意味している。一度手にしたお金は二度と出て行かないようにする。あなたの貸借対照表の資産欄に入ってきたお金は、あなたのために働いてくれる労働者だと考えるといい。お金のいいところは人間の労働者と違って24時間働いてくれるし、次の世代へ受け継ぐこともできる点だ。あなたは昼間の仕事をやり続けてかまわない。一生懸命働き立派な会社員でいるのもかまわない。ただ、それと同時に資産を増やすことを忘れないようにすることだ。(p.130)

●キャッシュフローが増えてくれば、ぜいたく品を手に入れることも可能だ。金持ちと中流以下の人間の大きな違いは、中流以下の人間がお金を手にするとまずぜいたく品を買おうとするのに対して、金持ちはぜいたく品を最後に回すことだ。(p.130)

●少し前までは十万ドルした家が、いまでは7万5千ドルで売られていた。私は地元の不動産屋に出向く代わりに、破産・倒産処理を専門にやっている弁護士事務所や、裁判所の玄関の前に足を運んだ。そういった場所では、7万5千ドルの家を2万ドル、ときにはそれより安い価格で買うことができた。たとえば2万ドルで家を買ったとしよう。私は90日で2百ドルの利子を払う約束で友人から2千ドルを借りる。そしてそのお金を小切手にして、頭金として弁護士に渡す。弁護士のもとで売買契約が処理されているあいだに、私は7万5千ドルの価値のある家を6万ドルで売り出す広告を新聞に出す。破格の値段に問い合わせの電話がひっきりなしにかかる。見込みのある買い手を選び出しておき、家が法的に私のものとなったら、買い手に家を見せる。みんな掘り出し物には目がない。家はあっというまに売れる。私は買主に手続き等の費用として2千5百ドルを請求する。みんな大喜びでそれを払ってくれる。そのあとは、売買契約が完全に終了するまで代金を預かってくれたり、権利移転手続きをやってくれる専門会社にすべてを任せる。私は2千ドルに2百ドルの利子をつけて友人に返す。これで友人も大喜び、買主も大喜び、弁護士も大喜び、私も大喜びというわけだ。私は2万ドルで買った家を6万ドルで売った。その結果、資産欄に、買主から受け取った4万ドルの手形が増えた。このお金を生み出すための私の実働時間は全部で5時間だ。(p.162)

●勝つこともあれば、負けてそこからなにかを学ぶということもある。でも、どんなときにも楽しむことだ。勝ったことが一度もない人のほとんどは、勝つことを望む気持ちより負けるのを恐れる気持ちが大きいから勝てないのだ。私が現在の学校教育がばかげていると思う理由はここにある。学校では、まちがえるのは悪いことだと教えられ、まちがえると罰を受ける。だが、実際に人間がどのように学ぶかを考えてみればわかるが、人間はまちがえることで学ぶ。私たちはころびながら歩くことを学ぶ。~(中略)~残念ながら、大部分の人が金持ちでないのは、みな損するのを恐れているからだ。勝者は負けを恐れないが、敗者は負けを恐れる。失敗は成功に至るプロセスの一部だ。失敗を避ける人は成功も避けている。(p.176)

●世の中には、才能があるのに貧乏な人たちがあふれている。彼らが貧乏だったり、経済的に苦しんでいたり、才能に見合わない収入しか得られない原因は、彼らが持っている知識、才能にあるのではなく、彼らが「知らないこと」にある。つまり、前のたとえで言えば、彼らはハンバーガーを売ることや配達する技能を磨くことより、最高のハンバーガーを作る技術をきわめることばかりに熱心なのだ。マクドナルドのハンバーガー作りの腕は最高とは言えないかもしれないが、ごくふつうのハンバーガーを売ったり配達したりする腕前は最高だ。(p.196)

●第二次世界大戦の戦中・戦後の世代にとっては、会社から会社へ移ることは「悪い」ことだったが、今日では、それは「賢い」やり方だと考えられている。どうせ会社から会社へと移るのなら、専門にこだわらずに、「稼ぐ」ことより「学ぶ」ことに重点をおいて新しい会社をさがしてはどうだろう?短期的には収入が減ることになるかもしれないが、長期的に見ればたくさんのおまけがついて返ってくる。(p.197)

●株への投資の話をすると「私は損をしたくないから」と言う人がよくいる。そう言う人は、この世の中に損をするのが好きな人がいるとでも思っているのだろうか。私を含めて、だれだって損をするのはいやだ。だが、「損をしたくないから」と言う人が金持ちになれないのは、損をしない方法を選んでいるからにほかならない。彼らは分析をする代わりに心を閉ざし、不動産と並んで強力な投資の手段である株式市場にチャンスを与えることすらしない。(p.218)

●金持ち父さんは人のなかに巣食うチキン・リトルへの対処法を教えてくれた。それは「ケンタッキー・フライド・チキンの創始者カーネル・サンダースがやったことをやりさえすればいい」というものだった。サンダースは66歳のときに事業に失敗し生活保護を受けるようになった。しかし、それだけでは生活はやっていけなかった。そこで、自分が考え出したフライド・チキンの作り方をだれかに買ってもらおうと全国を回った。そして、1009回断られ、やっと1010回目に買ってくれる人を見つけた。その結果、サンダースはたいていの人が引退生活に入る頃になって大富豪への道を歩み出した。「彼は勇気と根気を持っていた」-金持ち父さんはサンダースについてそう言っていた。(p.220)

●いま私が問題だと感じるのは、自分の欲張り心に対して罪の意識を感じる人がおおぜいいることだ。子供の頃からそう感じるように条件付けられてきたことがその原因だ。少しでもよいものがほしいというのは自然な気持ちなのに、多くの人は「ぜいたくだ」とか「そんなもの、いつになったって買えるわけがない」などと感じるように無意識に条件付けられている。(p.225)

●会計士や投資家たちはわけ知り顔にまくし立てる。彼らが自分でも何を言っているかわかっていないのは私の目には明らかなのに……。彼らは嘘をついているわけではないが、本当のことを言っているわけでもない。お金の世界、金融や投資といったことに関わっている人たちの中には、自分で何を言っているのかまったくわかっていない人がおおぜいいる。お金に関わる業界の人の大部分は、中古車のセールスマンのように口からでまかせの売り込み文句を言っているだけだと言ってもいい。あることについて自分は知らないと気づいたら、その分野の専門家をさがすか、それについての本を見つけるかして自分で自分を教育し始めることが大切だ。(p.230)

●ブローカーならだれでも同じというわけではない。残念ながら、ブローカーのほとんどは単なるセールスマンだ。中でも不動産のセールスマンは一番たちが悪い。彼らは不動産を売ることは売るが、自分ではほとんど不動産を持っていない。住宅用の家を売るブローカーと投資用の不動産を売るブローカーでは大きな違いがある。このことは株式や債券、投資信託、保険などを売るブローカーにもあてはまる。それなのに、どのブローカーでも一様に、自分はファイナンシャル・プランナーだと自称する。~(中略)~私は不動産や株のブローカーを雇うときには、まず面接をして、相手が個人的にどれくらい不動産あるいは株を持っていて、税金を何パーセント払っているかを聞くことにしている。税金に関する法律顧問や会計士を雇うときも同じだ。(p.253)

●前にも話したように、自分のビジネスを始めるにあたって大切な管理能力の一つは人の管理だ。多くの人は、「管理する」というと、自分より能力的に劣っている人、自分より地位が低く自分が権力をふるえる相手、たとえば会社の部下などのことしか考えない。中間管理職にいつまでもとどまっている人の多くは、自分より下の人間といっしょに仕事をするやり方は知っていても、自分より上の人間をどう扱ったらよいかわからないから、昇進できないのだ。人を管理することの本当の意味は、専門分野で自分よりすぐれている人をうまく使うこと、そして充分に報酬を与えることにある。(p.254)

●私だって人並みにぜいたくは好きだ。「人並み」と違うところは、ふつうの人はぜいたく品を借金で買おうとするが、私はそうしないことだ。借金でぜいたく品を手に入れることを覚えた人は、隣の人が持っているものは何でも手に入れるという「罠」にはまっていく。~(中略)~現代社会ではその傾向が強くなりすぎていると思うが、何かほしいものがあると、人はお金を作り出すことではなく、借りることばかりを考える。目先のことだけを考えればお金を借りる方が簡単かもしれない。だが、長い目で見ると、この方法はめんどうだ。すぐに借金に走るのは現代人、現代アメリカがおちいっている深刻な悪癖と言うことができるだろう。だから、次の言葉をよく頭に入れておいてほしい-いま楽に見える道があとになって険しい道になり、険しく見える道があとになって楽な道になることがよくある。(p.260)

●この本で読んだほかのことはみんな忘れたとしても、ぜったいに忘れないでいてほしいことが一つある。それは、何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。そうすればあとになって、2倍にも3倍にもなって返ってくる。このことはお金、ほほえみ、愛情、友情などいろいろなことにあてはまる。(p.263)

●もう一つ忘れてはいけないのは、買付申込をするときにかならず免責条項を付け加えることだ。不動産の場合、私は「当方のビジネスパートナーの同意を条件とする」という文言をつけて買付申込をする。この「ビジネスパートナー」がだれか、名前などを明記したことは一度もない。その「パートナー」が私の猫であることを知っている人はあまりいない。相手が買付申込を受け入れたが私の方は取引を成立させたくないという場合、私は自宅に電話をして猫を相手に「パートナー」との会話をする。(p.270)

●消費者というのはなぜいつもお金に困ることになっているのだろう?スーパーマーケットがバーゲンセールをしたとする。たとえばトイレットペーパーの安売りだ。すると消費者はどっと押し寄せ、買いだめをする。ところが、株式市場がバーゲンセールを始めると、たいていの場合それは大暴落だの反落だのと呼ばれて、消費者はそこから逃げ出す。スーパーマーケットが値上げをするとそっぽを向いてほかで買い物をする消費者が、株式市場が値上がりをすると買いに走る。これではお金が貯まらなくても当然だ。(p.272)

●近所の人が10万ドルでマンションを買った。私はその部屋の隣で、ほとんど同じ間取りのマンションを5万ドルで買った。値段が上がるのを待っていると言うこの隣人に、私は「利益は買ったときに生まれるのであって、売ったときに生まれるのではない」と話して聞かせた。隣人が仲介を頼んだ不動産ブローカーは自分では不動産をまったく持っていない人だった。私が買ったのは銀行の抵当流れ物件係を通してだった。私は抵当流れの物件の買い方を学ぶために500ドル払って講座をとった。隣人は不動産投資の講座に500ドル払うなんてもったいないと言った。そんなことをするお金の余裕もなければ、時間の余裕もないと言っていたこの隣人は、いまでも値上がりを待っている。(p.272)
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

ファイナンシャルプランナーになる!

どうすれば、合格できるの?2級FP技能士/AFP試験対策 合格フルセットでは、そんな悩みをまとめて解決!あなたも、ファイナンシャルプランナーになりませんか?
2級FP技能士/AFP試験対策 合格フルセット【2012/05/20 07:13】






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。