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ロバート・アップデグラフ著「あたりまえのアダムス」
Title: Obvious Adams
Sub Title: The Story of a Successful Businessman
Author: Robert R. Updegraff

本の中身とは関係ありませんが、娘たちは今、「あたりまえ体操」にハマっています!

ちなみにこの本は、前に読んだ本『ザ・プロフィット』に書かれていた本です。


●あたりまえのことを選び出すには、分析が必要である。分析するには、考える必要がある。そして、どこかの高名な先生も言ったとおり、考えることは仕事の中で最も苦しいことなのだ、と。だから、とことんまで考え抜く人が少ないのです。ほとんどの人は、賢い計画や離れ業に頼って近道をしようとする。そしてそれを、やるべき『あたりまえ』のことだと言います。しかし何かをあたりまえと言ったところで、実際にあたりまえになるわけではありません。すべての事実を集め、分析し、それから本当にあたりまえのことを見いだしていないから、これ以上あたりまえのことはないだろうと思えるような原則を見逃してしまうのです。ほとんど常に、これがビジネスマンとして成功するかどうかの分かれ目です。成功していない多くのビジネスマンは、いわば強度の乱視なのです。(p.57)

●問題は、あたりまえのことはとてもシンプルで当然なので、誰のイマジネーションも刺激しないことです。誰だって、倶楽部での昼食の話題を独占するような賢いアイデアや、独創的な計画を好むものです。しかし、あたりまえのことは、そうはいきません。つまり、あたりまえすぎるのです!しかし、何事においてもあたりまえのことが得てして最も有効ですし、ビジネスにおいては健全であり利益をもたらしてもくれます。私が気づいた二つ目のことは、人はあたりまえのことを見つけだそうとして考えすぎる傾向がある、ということです。理屈ばかりに頼ってしまうのです。論理的な思考とは、頭の働きの中でも、最も得体の知れないものです。これこそあたりまえのことだと自分で自分に言い聞かせていることが、実はあたりまえどころか、まったくのこじつけだったりします。(p.64)

●科学や芸術、あるいはビジネスの発展の歴史は、難しい問題にシンプルな解決法を見いだした人々の歴史です。ミスター・ケタリングの賢明な箴言は、こう言い換えることもできます-「答えは見つけてしまえば単純だ」(p.66)

●アイデア、計画、プロジェクトなどを、一言か二言で、あたかも子どもに説明するように、書き出してみることです。ちゃんと意味が通るように、二、三の短いパラグラフで書き出せますか?長く、ややこしく、手の込んだ説明が必要なら、おそらく「あたりまえ」ではありません。なぜなら、繰り返しになりますが、「答えは見つけてしまえば単純」だからです。平均的な知性の人に理解され、実践されない限り、いかなるアイデア、計画、そしてプログラムも、「あたりまえ」ではありません。アイデアや計画の概要を紙に書き出してみれば、弱みや複雑さが浮き彫りになります。ときには、そうすることによって、自分の考え方のどこがいけないのかがわかり、単純であたりまえの解決法が見つかることがあります。紙に書き出すことは、自分には何がわかっていて、何がわかっていないかを、はっきりさせてくれるのです!(p.67)

●それ自体は確かに「あたりまえ」でも、明らかに機を逸したアイデアや計画が少なくありません。タイムリーさを考えることは、アイデアや計画それ自体と同じほど重要なことです。ときには、遅すぎて機を逸してしまうこともあります。そんなときは、「あたりまえ」でも、そのアイデアは捨てるべきです。あるいは、早すぎてまだ機が訪れていないこともあります。この場合は、忍耐と注意が必要になります。(p.70)

●タイムリーさは、計画やプログラムの重要性を推し量るうえで、単純であるという第一の条件に次いで、おそらく二番目に大切なことでしょう。~(中略)~準備を整えるとはタイムリーであるということです。そしてタイムリーであることは、「あたりまえ」の必要条件なのです。(p.71)

●ロバート・ロウルズという人が『精神的消化のための時間』という本で書いていますが、私たちは、ときには何日も、何週間も、あるいは何か月も費やしてあるアイデアにたどりつくので、そのアイデアの長所も短所も知りつくしています。だから、相手もそのアイデアをすぐに受け入れてくれると期待します。しかし、そんなことはまずありません。彼らには頭と心でそれを受け入れるまでに、つまり精神的に「消化」するまでに、時間が必要です。そして、それは彼らの権利なのです。だから物事をシンプルかつはっきりと説明しなければなりません。そして、相手に疑問点を洗いざらいぶつけさせなくてはなりません。批判的な意見を歓迎し、それに耳を傾けるのが賢明です。あたりまえのアイデアや提案なら、疑問や批判に耐えることができます。もしそうでなければ、それは怪しいアイデアです。ですから、自分自身でも新鮮かつ批判的な目でアイデアを見直すべきなのです。(p.72)

●経験の積み重ねは貴重です。しかしそれは同時に、あたりまえのことを見にくくし、歪(ゆが)め、複雑にしてしまいます。何事であれシンプルにするには、単純で新鮮、大胆で独創的な思考法が必要です。そして忘れないでください-「問題は解決してしまえば単純だ」ということを。計画やプロジェクトをシンプルにするための、良い方法があります。計画やプロジェクトをシンプルにするための、良い方法があります。計画やプロジェクトの構成要素を、すべて一枚の紙に書き出してみることです。ひとつ書き出すたびに、この要素は絶対に必要か、と自問するのです。(p.76)

●だとすれば、どんなアイデアでも、シンプルにするためのあたりまえの方法は、ゼロから始めることです。そのためのあたりまえのテクニックは、不必要な部分を削(そ)ぎ落としていくことです。骨だけになるまで削ぎ落としてください。自分はいったい何をしようとしているのか、そしてそれはなぜか、と問い続けるのです。現代の問題のひとつは、私たちがあまりにも多くの方法は慣行、複雑な機械や不必要なツール、習慣や伝統を受け入れてしまっていることです。私たちは、現状を受け入れ、積もり積もった習慣や経験という凍てついた基礎の上に立って、考えたり計画したりしています。物事を新たに始めずに、既存の積み重ねを受け入れるのは、まるで人生やビジネス、あるいは芸術や科学の問題が何も解決されていない世界に生きるようなものです。物事をゼロから始める-これが、あたりまえであるための第一の、そして最もあたりまえの方法です。(p.77)

●水上から飛び立てるコンベア・シー・ダート機が、謳い文句通りの性能を発揮しているのも、やはり同社きっての航空機設計者であるアーネスト・G・スタウトが逆転法を使ったからです。(p.79)

●何をするにしてもビジネスの成功の鍵を握っているのは大衆なのですから、引き返せないところまで進む前に、彼らのチェックを受けるのは、まったくあたりまえのことです。(p.81)
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