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嶋口内田研究会(20170227)に参加してきました
昨夜は先月に引き続き嶋口内田研究会に参加してきました。
今回のスピーカーは弁護士37年目というの中島茂さん。
「時代の流れとリスク管理」というお題で、7つの事例(Episode)を紹介していただきました。
※勉強会では企業名は伏せられて説明がされましたが、本blogをアップする際に参考となるサイトのリンクを埋め込みました。

Episode-1.「牛肉ラベル偽装事件
・お察し経営…上司はハッキリと指示しない。
  (例)「うまくやっておけ」、「損をしないようにしなさい」、「金を出せ」ではなく「誠意を見せろ」等。
・120/360社が、国産ではない牛肉を国産だと言って買い取ってもらっていた。
・警告無視…倉庫で見ていた人が本社に警告をしたが、結果的に無視をされた。
・日本中がボイコット…直接の消費者ではなく、間接業者がボイコットした。

Episode-2.「証券自主廃業
・中島先生が広報(記者会見やプレスリリース)を担当されていた案件

Episode-3.「耐震偽装
・コンプライアンスは「法令順守」にあらず。
・8名は耐震偽装で逮捕されたのではなく、違う罪状で逮捕された。
・本件は、皆がいい加減。確信犯がいない。
・当時の建築基準法には抵触していなかった。
・コンプライアンスとは「世論に従うこと」。

Episode-4.「ストーカー殺人事件
・氏名と住所は命にかかわる。

Episode-5.「会社・組長和解」
・社員のストライキを制圧する為に、会社側が暴力団に依頼をかけた。
・スーツの内ポケットに大量の航空券。航空券は現金ではない。金券ショップで換金。

Episode-6.「銀行NY支店事件
・一人で10年、不正の元。
・書籍「告白」井口俊英著。

Episode-7.「コースター転落事故
・「臨機応変に対応する」はマニュアルではない。
・パニックの時でも読んで分かるような平易な文章でなければならない。
・平易な文章でなければ、マニュアルとは言えない。

以下はQ&Aから。

Q1.コンプライアンス疲れ、マニュアル疲れについて
A1.「何の為」のコンプライアンスであり、「何の為」のガバナンスであるか?
  「人の命」がコンプライアンス、ガバナンスの根源であるべき。
  「人の命」、「人のHAPPY」の為に仕事をする。

Q2.「お察し経営」について
A2.社風というか、日本の文化。日本語を鍛え直す必要がある。主語を明確に。
  (例)経団連会長と副会長の会話:
    「あれはどうなっているのか?」→「あれは大丈夫です」
    本当に噛み合っているのか?

Q3.「世論」と「法律」について。なぜ「世論」を気にする必要があるのか?
A3.法律は何の為にあるのか?法律は我々の為(国民の為)にある。[国民主権]
  中島先生の考えであるが、「よりよい社会をつくる為」である。

Q4.リスクマネージメントをよくやっていると思われる企業の特長は?
A4.リスクに強い企業は、世論(社会)に目を向けている/目を見開いている。
  ←→「社長を守って会社をつぶす」目が社会に向いていない企業。

Q5.内田先生「企業変革の為には、ルールを破る必要もある」
A5.イノベーションは重要だと思う。
  従来暗黙のルールで守っていたルール(不正)を、正しいと信じて破ることはイノベーション。

Q6.嶋口先生「良い弁護士とは?」
A6.一市民であり、世論である。
  素朴に喜んだり、悲しんだりできる人。それが一番大切なこと。
  相手によって態度を変えないこと。誰とでも対等、平等。会長でも社長でも平社員でも。
  中島先生は弁護士バッヂをしていない。一市民であるべきという考えから、なるべくバッヂを付けないとのこと。
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