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出井伸之著「ONとOFF」
zuKaoはあまり古い本は買わないのですが、この本はブックオフでパラパラっとめくって買ってしまいました。出井さんは、元ソニーの会長兼CEO。現在は、クオンタムリープという会社(リンクにもありますよ)の代表取締役です。この本の内容は、ソニーの社内向けホームページ「InterSony」内に設けられていた出井さんの個人コーナーを編集し直したものだそうです。かなりバブリーな内容(ワイン、ゴルフ、車など)も多いですが、自らを語るトップの姿勢には感心しました。それと、p.43に書かれている内容ですが、AV+ITは「iPod」ハードとコンテンツを結ぶディストリビューション・ビジネスは「iTunes」そのものですよね。1993年に出井さんの頭の中には、このようなイメージがあったのですね。ソニーの中にiPod+iTunesのアイデアはあったわけですね。また、p.182に書かれている「ガソリンスタンドで、気分に合わせて音楽のダウンロードなどが出来ると楽しいですね。」は、今やiPhoneや携帯でいとも簡単にできてしまいますね。



●さて、最近、『クォンタム・ゴルフ』と『トルネード経営』という2冊を読みましたが、それぞれゴルフの優勝を招き、そしてマネジメント会同のスピーチにたいへん参考になった本ですので紹介します。~(中略)~クォンタムとは量子力学の量子という意味ですが、あらゆる制約から解放されてゴルフをすると好成績がもたらされる、という内容です。~(中略)~そして、『トルネード経営-「超成長」への戦略』(ジェフリー・A・ムーア著/千本倖生訳/東洋経済新報社)。(p.16;1998.5.29)

●オフィスの片づけをしていたら、93年、取締役時代に書いたレポートがでてきました。AV+IT、ハードとコンテンツを結ぶディストリビューション・ビジネスへの進出、IT時代に対応した統合と分極の事業体制など、社長になってから実行していることが殆ど書いてありました。(p.43;1999.3.2)

●ソニーは、概ね「よい子」の集団なんですね。戦略はたてられても、なかなか実行できない。実行するには、さまざまな場面で意見の対立など「闘い」があり、たいへんなパワーが必要になりますが、意見の対立を避けて、波風立てず大人の意見で片付けようとする人が多い。(p.44;1999.4.16)

●20年近くも前になりますが、コンピュータのビジネスを始めるとき、経験がないと躊躇している私に、盛田さんは「ベンチャーには経験はいらないよ」といって励ましてくださいました。「失敗したとしても、それがまた貴重な経験になるのだから」の言葉通り(?)に失敗してしまったわけですが、その時の経験が今のVAIOの成功に貢献しているわけですから、あの時の盛田さんの大きさは、本当に胸にしみるものがあります。(p.64;2000.2.21)

●小澤さんは今、自分を超える日本人指揮者を育てようと、大変熱心に活動しているのですが、彼と話しているうちに、指揮者と経営者とは共通点があるなと感じました。
  孤独である。
  常に勉強し続けなければいけない。
  基礎に忠実な部分と、革新を意識する部分とが両立しなければいけない。
  人材育成への情熱。
  などなど。(p.74;2000.7.28)

●会社には、「人」がリーダーシップである時代もある。それは創業者の時代。しかし、最終的にはリーダーシップ/求心力は、「企業理念/ビジョン」であって、そこに全員が帰属し、その理念に向かって努力していくこと、それが会社を伸ばす原動力になるのではないでしょうか。(p.78;2000.9.8)

●IBMでは三年スパンでの中期計画をやめ、三ケ月毎の計画に変えたそうです。(p.83;2000.12.19)

●ドラッカー氏が主張する重要なポイントは、「リーダーに求められるのは、共通のビジョンを示すリーダーであるとともに、専門領域に入ったら専門家の意見に耳を傾けられること」。今までの工業化社会で最適とされてきた、「コマンド&コントロール」では対応できないのです。(p.88;2001.3.14)

●上海や南京を含めたこの江蘇省というエリアは、いわば一つの国家のようなもの。「ソニーは北京では……」なんてスピーチをしても、まるで違う国のことを話しているようで誰も反応してくれません。(p.115;2001.11.12)

●さて日系各紙では、日本経済の行方について諸外国から厳しい声が寄せられたことが報道されていましたが、この5年間ダボス会議に出席している私としても、これほど日本の将来が心配されたことはなかったと、認めざるを得ません。絶望感に近い。(p.122;2002.2.13)

●「遊び」の場面でのお付き合いが多かったわけですが、私が心に決めていたのは、そういうプライベートな場面では、「仕事の話は一切しない」ということでした。それでも、ある時、頻繁に変わる仕事内容に私がグチをこぼした際、「サラリーマンたるもの、新しい部署に異動した最初の日でも、10年前からそこにいたような顔をして仕事をしろ。弱気な発言をすれば、下の者が迷惑する」と叱られて、目のさめるような思いをしたことがありました。これも適応能力の高い盛田さんならではのご発言ですが、盛田さんから学んだ貴重なマネジメント哲学のひとつです。(p.168;1999.10.8)

●昔乗った車で心に残っているのは、
フランスから帰任して買った、グリーンのフェアレディZ。
10万キロを超えて乗った、BMW635(お金もかけていろいろメンテしていました)。~(中略)~
社長になった途端に、「危ないから車に乗るな」と言われるのですが、海外のトップはけっこう自分で運転を楽しんでいます。~(中略)~スピードがやや出過ぎるタイプなので、気をつけないといけませんが(笑)。~(中略)~ガソリンスタンドで、気分に合わせて音楽のダウンロードなどが出来ると楽しいですね。(p.182;2000.3.24)

●半月ほどまえ、ブエノスアイレスのホテルでのこと。風呂場でシャワーを浴びていた時に、電話がなりました。泡まみれのまま電話に向かおうとしたところ、転倒。額をきり、舌をかみ、左腕を強打して、血まみれになって(!)、救急車まで出動するというアクシデントがありました。額に絆創膏、身体に湿布を貼ってもらっただけで大事には至りませんでしたが、風呂場は凶器だと改めて思いました。(p.198;2001.4.20/5.14)

●ゴーン氏とは燃料電池の話などしましたが、彼は仕事のことだけを純粋に考え、趣味ではないだろうかと思えるほどの仕事人間。雰囲気としては、いわゆる一昔前の日本的な「モーレツ・サラリーマン」といった印象でした。(p.211;2001.7.4)

●しかしこれからの時代、会社の仕事とは関係なく外の世界とコミュニケートする「裏番組」や趣味が最も必要だと思えてなりません。いわば、「OFF」の世界です。興味さえあれば、インターネットなどを利用して個人が得られる情報の量は飛躍的に増えていて、専門家と素人の差は限りなく縮まっています。つまり、「OFF」の世界を持つか持たないかということで、知識の差がどんどん広がってしまうのです。これからの「Knowledge Society=知識社会」では、仕事のみならず生活すべての局面で、知識の根源になる「興味」のあるなしが決定的な意味を持ってくる。(p.221;2002.3)

●この4年間、社内ホームページで折々に書き継いできた文章を、『ONとOFF』というタイトルのもとに再編集した形でまとめようと思いたったのは、より「よい循環」を作り出すために、自分も含め、もっともっと何かをしなければという切実な気持ちからだったのかもしれません。与えられた仕事が合わないとか、部署の方針が間違っているとか、会社の文句を言う人は多いけれど、何か具体的な解決策を試みていますか。原因解決に向けて、自分にできることは何なのか、視点を変えていま一度考えてみてはどうでしょう。(p.222;2002.3)
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